大人の方へ
生き物は、エネルギーを使って生命を維持しています。
植物は二酸化炭素・水・光エネルギーを取り込んで、そこから生きるためのエネルギーを作り、動物は食事によってエネルギー源を摂取しています。
食べて生きていくために、人間は品種改良によって農産物を確保してきました。新しい品種を作るにはお米で10年、果物で20年位かかります。これまでに多くの人達が失敗や苦労を重ねて新しい品種を作ってきてくれたおかげで、私たちは毎日美味しいご飯を食べることができています。
しかし、ご存知のように地球温暖化の影響で生態系が崩れる、作物が実らなくなる、漁獲量が減少する、などの問題が起きています。 このような危機を乗り越えるためにも、品種改良は必要とされています。
この「バイオキッズ」のサイトは、きちんと食べ健康に暮らしていく、という当たり前のことが将来にわたって持続できるように、生物と農業について子供たちに知っておいてほしいことを紹介しています。小学校高学年以上に向けてイラストを交えて、生物の基本や、品種改良の成り立ちとメリットなどの説明をしています。
バイオキッズを通じて、いのちの仕組みや食べることの大切さ、日頃何気なく食べている農産物がどうやって作られてきたかなど、これらについて、ご家庭や学校などで子供たちと一緒に考える機会にしていただけたら幸いです。
品種改良の基本について興味を持たれましたら、大人向けコンテンツとしてバイオステーション「品種改良とバイオ入門」を公開しておりますので、あわせてご覧いただければと存じます。
ご意見、ご要望がありましたら、こちらまでご連絡ください。
※本サイトに掲載した内容の引用に関しては、バイオステーションのトップページをご覧ください。