それでは、おなじ種類の生き物の遺伝子は、まったく同じなのでしょうか?

じつは、遺伝子は親子の間で受けつがれるとともに少しずつ変わっていく(これを変異(へんい)といいます)ので、同じ種類の生き物でも遺伝子は少しずつ違(ちが)っています。その遺伝子の違いが、体を作るときのタンパク質の働きを少しずつ変えるため、見た目の違いや性格の違い、運動能力の違いなどとしてあらわれます。

例えば、同じネコのなかまでも毛の色や模様(もよう)が違ったり、目の色が違ったりして、外見が違ってくるのはそのためです。このような、遺伝子の少しの違い(変異)が原因で現れる特ちょうも、親から子に受け継がれていきます。