ゲノム編集によりGABAを高めたトマトの青果の販売が始まりました

筑波大学発のベンチャー企業である「サナテックシード」は、このほど、もともとトマトが持っている血圧の上昇を抑える働きがある成分「GABA」の量をゲノム編集技術により増加させたトマトを青果物として販売を開始すると発表しました(9月15日)。ゲノム編集技術を使って作り出された食品が国内で市販されるのは初めてとなります。このトマトは、「シシリアンルージュハイギャバ」という名称で、昨年12月に、日本で初めてのゲノム編集技術を応用した食品としてサナテックシードから厚生労働省へ届け出されていました。国は、届け出た事業者にゲノム編集食品の表示を義務づけてはいませんが、サナテックシードは商品にゲノム編集技術により品種改良されて作られたものであること、関係当局に届出済みの旨を表示するとのことです。このトマトは、「パイオニアエコサイエンス」のホームぺージ内「青空トマト学園」で販売されるとのことです。

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(国産ゲノム編集生物)