世界的な食料不足の心配、温暖化などの気候変動、国内農家の高齢化、食の多様化や国際化・・・私たちの食と農をとりまくさまざまな社会課題やニーズに対する切り札の1つとして期待されるのが、「ゲノム編集」です。
でも、まだよく分からない、何となく不安、という声も多く聞かれます。
このサイトでは、ゲノム編集をわかりやすく説明し、皆さまの疑問にお答えします!
研究開発の動向
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ウイルスを「運び屋」にした新しいゲノム編集
~植物にDNAを導入せずにゲノムを編集~【2021年12月24日】 <要約> 中国浙江(せっこう)大学の研究グループは、ウイルスにゲノム編集酵素遺伝子を運ばせることにより、外来遺伝子を植物のゲノムに組み込ま…
基礎・基盤研究技術の開発
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品質低下をまねく「穂発芽」が起きにくいゲノム編集コムギを開発
【2022年5月19日】 <要約> 収穫前のコムギが濡れ、穂のまま発芽してしまう「穂発芽」という問題があります。農研機構と岡山大学の研究グループは、コムギの発芽のタイ…
育種材料と品種の開発
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シリーズ:いちから分かる!バイオと知財の話
【最終回】国産ゲノム編集技術の開発、知財基盤の整備、そして社会実装へ【2022年11月11日】 これまでは、海外発ゲノム編集技術であるCRISPR/Cas9系を題材として、様々なバイオと知財のお話をさせて頂きましたが、最終回は、大学発国産ゲノム編…
知的財産の動向
インフォメーション
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研究所行政
ゲノム編集オオムギの野外環境下での実験計画報告書が文科省に受理されました
2024年11月1日、農研機構は、「種子貯蔵タンパク質D-ホルデイン」をゲノム編集技術により改変した…
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キッズ研究所
「DNA抽出実験 よくある質問」を掲載しました
「品種改良とバイオ入門」に新しいコンテンツを追加しました。 「DNA抽出実験 よくある質問」 農研機…
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その他
世界のバイオテクノロジー開発動向をいち早く知る
-国際アグリバイオ事業団(ISAAA)のレポートを紹介-ISAAAは、主要な農業関係者に向けて、世界の最新バイオサイエンス関連の情報発信をしている非営利の国…
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研究所行政
ゲノム編集などの先端技術を学んでみませんか?
専門家による「出前講座」の受講申込み募集中「農林水産物などの分野で、最近よく目にするゲノム編集とはどんな技術なの?専門家から話を聞いてみたい。…
イベント
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一般公的機関
<サイエンスアゴラ2024 プログラム>
フードテックに関する講演会開催のお知らせ(10/26開催)
~「のぞいてみよう!食のミライを創るテクノロジー」~●10/26から10/27の2日間、東京・お台場でサイエンスアゴラ2024 が開催されます。 そのプ…
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公的機関大学・学会
植物ゲノム編集技術に関する国際シンポジウム開催のお知らせ (9/1 ハイブリッド開催)
●世界各国・地域でのゲノム編集技術に対する社会需要と規制の現状について、国内外の当事者/関係者から最…
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公的機関大学・学会
JST/OPERA食と先端技術シンポジウム
「気候変動と安定的な食料生産のために最先端の品種改良技術はどのように貢献できるか?」開催のお知らせ(12/1開催)●将来的な食の課題に対し、品種改良のイノベーションがどのように貢献できるのかをテーマに、食料にかかわ…
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公的機関大学・学会
筑波大学でゲノム編集研究施設見学会を開催(11/29)
ゲノム編集技術の利用により、機能性成分を多く含む農作物の開発が行われるなど、新たな需要開拓やイノベー…