ゲノム編集技術と顕微鏡技術を駆使し、内在性のタンパク質の濃度とタンパク質間相互作用の強さを生きた細胞で定量することに成功

基礎生物学研究所は、京都大学との共同研究により、生きた細胞で内在性タンパク質の濃度および解離定数を測定する手法を開発しました。ゲノム編集技術により、ヒト培養細胞において細胞内情報伝達に重要な役割をもつ2つのタンパク質をそれぞれ蛍光標識・可視化し、それぞれの細胞内濃度を1細胞レベルで測定、細胞内および細胞間のタンパク質の濃度のばらつきを定量化することに成功しました。本成果は、米国の学術誌「Journal of Biological Chemistry」に2019年4月12日付けで発表されました。

詳細は下記サイトでご覧ください。
http://www.nibb.ac.jp/press/2019/04/26.html