ゲノム編集魚類の開発に日本オープンイノベーション大賞

2022年1月28日に内閣府の「第4回 日本オープンイノベーション大賞」の受賞者が発表され、「ゲノム編集技術を用いた品種改良×スマート養殖による地域振興」が、農林水産大臣賞を受賞しました。

受賞したのは、魚類のゲノム編集育種の第一人者である京都大学大学院農学研究科の木下政人博士をはじめ、ゲノム編集技術とIoTなどを駆使した日本の養殖業の高付加価値化を目指す、リージョナルフィッシュ株式会社の梅川忠典社長など、関係者5名です。

日本オープンイノベーション大賞は、ロールモデルとなる先導的又は独創的な取組みを表彰し、我が国のイノベーション創出を加速することを目的として、平成30年度より開始されました。今回の受賞は、ゲノム編集技術を用いた品種改良とスマート養殖を組み合わせ、加工・販売の各領域で連携することで、地域の産業振興に寄与する取組みが認められたものです。

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